移りゆく季の中で
代表取締役 石川信頼
(2024.9_vol13掲載)
5年前から伊那商工会議所の議員をやっています。その中の「賑わい創出特別委員会」と「教育再生特別委員会」の委員になっているのですが、その2つの委員会の共同事業として高校生主体のイベントを11月9日に開催予定です。
上伊那の高校から実行委員への立候補を募り、5つの高校から15人の高校生が立候補してくれました。その高校生実行委員会と2つの特別委員会で6月から月に2回ほど会議を重ねています。
高校生が言っていました。「親や先生以外に地域の大人と話すことがあまりない」「高校生になると大人との間にすごく壁を感じる」と。
思ってみると自分が高校生の時もこんなに大人と話したことはありませんでした。
菓子庵石川に帰ってきてからはいろんな活動の機会をいただき、そのような場にもよく呼んでもらえる立場から見ていて、実行委員に立候補してくれた子たちや積極的にそのような場に出てくるような子たちは、主体性を持って様々なことに取り組み、社会に出てからも活躍するだろうなといつも思います。
そんな子たちが周りの同世代の子達を巻き込み、地域の未来を作っていく大人にきっと成長していってくれる。地域だけでなくもっと広いフィールドで活躍する人財になっていくものだと思います。
この地域で商売を100年以上させてもらっている企業の恩返しとしても、この子達のためにも出来ることを全力でやろうと高校生たちの姿から思わされずにはいられません。
11/9(土)伊那市駅〜伊那北駅あたりを主体に開催されるイベント「17(イナ)とりどり祭り」。
是非多くの方のご参加ご来場お待ちしております。