石川 百年の思い出
エピソード発表
上伊那郡辰野町 ほたるさん
ちいずくっきいが作るきっかけ
石川のちいずくっきいを初めて食たのは何歳の時だろう。
母のいとこのさと子さんは母を訪ねて来る時は必ず「石川のちいずくっきい」を持参してくれた。
それも箱入りを、私はとても楽しみに箱を開けていただいたものだ。
さと子さんは母のことを「ねえちゃん」と呼んでいた。母も「さと子」と妹のように呼びとても可愛がっていた。その母は他界しさと子さんの足も遠のいた。
そうだ今度は私が「石川のちいずくっきい」を持ってさと子さんを訪ねよう。
私が赤ちゃんの時おんぶしてくれたさと子さんとちいずくっきいをいただきながら母の話をしよう。
菓子庵石川より
他界した方を思いながら召し上がっていただくこと。
お菓子がそんなきっかけや、安らかな時間を作れれば幸いです。