石川 百年の思い出
エピソード発表

伊那市 三姉妹のパパさん

菓子庵石川と共に

私が子供の時、来客があると菓子鉢には”ちいずくっきい”がありました。お客さんが帰ったあと、残った”ちいずくっきい”を食べるのが楽しみでした。

私が進学して故郷を離れた時、他県の友人への手土産は”ちいずくっきい”でした。長期休み明けには「また”アレ”買ってきてくれた?」と仲間の中でお馴染みのお菓子となり、地元に美味しいお菓子があることで誇らしい気持ちになりました。

私が家庭を築いた今、セントラルパークでのイベントや通り町での買い物の後、石川で”ちいずぷっちい”を買って子供と一緒に食べるようになりました。ぽろぽろとこぼしながら食べる姿も、昔の自分を思い出してとても微笑ましいです。

世代を越えて思い出を共有できるお菓子があるということはとても幸せなことだと思います。それは伊那市に石川というお店が100年続いてくれたお陰であると今回改めて気づかされました。

4代目になってからは”ちいずぷっちい”や”ちいずけぇき”の発売、台風被害の支援商品、地元のコラボ商品、SNSでの発信など新しい取り組みもとても楽しみです。

新工場、新店舗とこれからの100年も地域のお菓子屋さんとして地元の人々に愛され、地元を盛り上げていってもらえるお店であっていてほしいと思います。この度は100周年、誠におめでとうございます。

 

菓子庵石川より

幼いころより、いつもありがとうございました。

三姉妹のパパさんの成長と共にあり、見ていてくれていると感じ、感謝いたします。

これからも末永く、共にいられるよう努力いたします。

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