石川 百年の思い出
エピソード発表
上伊那郡南箕輪村 ちよちゃん
「ちいずくっきい」との出会い
「ちいずくっきい」の誕生が1960年代というと、当時私は、深刻な悩みも無く人生で一番楽しい花の高校生でした。
通り町で育ち、学校の行き帰りに毎日というほど通学路にあった石川菓子店の前を、近所で中学・高校も同級生で大の仲良しだった友だちと通りました。
ある日、彼女が石川に寄ると言って買ったのが「ちいずくっきい」でした。
当時、石川と言うと、お饅頭と一年に一度だけ買ってくれた、ピンク色のバタークリームで薔薇の花が綺麗に搾り出された、クリスマスのデコレーションケーキしか頭に浮かびませんでした。
彼女に勧められままに買って食べたのが「ちいずくっきい」でした。
チーズすら食べた事も無いのに、何と美味しかったことか今でも忘れません。
以降、月に1,000円のお小遣いを貰うと、ふたりで1つずつだけ買って、隣にあった路地で食べたあの味は今も変わらないあの時と同じです。
そして、最近亡くなられた二代目のおじさんの優しい笑顔がうかびます。
菓子庵石川より
チーズも食べたことのなかった時代だったのですね。
情景が目に浮かぶような懐かしいエピソード、ありがとうございました。