シーズナルギフト

SEASONAL GIFT-Vol.53-2025年11月

シーズナルギフトー中川村 渡場のイチョウ並木

ブランドコンセプトである

ー 伊那谷を贈る ー

それを体現するべく、伊那谷の四季折々の豊かな表情を皆さまへお届けするプロジェクト「シーズナルギフト- SEASONAL GIFT-」の第53弾。

今回は、中川村 渡場のイチョウ並木にて撮影を行いました。

あたりまえですが、黄金色のピークに合わせて写真に収めたいと思っていました。一度目に訪れたときはまだまだ青い部分があり、数日後、二度目に訪れた時に葉はかなり色づいていたものの、まだほんの少し緑の部分が残っていました。また来ようと思いつつ一応写真に収めました。(それが今回の写真/散っているのは3回目の写真)

「あと数日待てば、満開になるだろう」そう考えて、数日後にまた来ることにしたわけです。三度目は前回と違うルートから訪れたわけですが、黄金色がどこにも見当たりません。あれれ?場所間違えたかなと思いつつ、しっかりと前方を確認すると、イチョウ並木の葉がほとんど散ってしまっていました。

「満開」の期間は、本当にあっという間だったようです。散るのが思っていた以上に驚くほど早かった。

咲いて散るスピードを体感しましたが、身の回りの出来事などもまた常に変化しているわけです。自分が気づいていないだけで、あっという間に過ぎ去っていってしまうものがいくつものあるのだと、改めて気づかせてもらいました。

青春時代がいい例ですね。一番輝いている瞬間は、後から振り返ると本当に短い。気づいたときには、もう過ぎ去っている。しかも自分が今一番輝いているのだと自覚するのもまた難しい。

ところがどっこい、青春時代は若者のものだけではなく、心の持ちようでいつでも青春時代なのだと、サミュエル・ウルマンの詩を思い出しました。

「青春とは、人生のある期間をいうのではなく、心の様相をいうのだ。 年を重ねただけで人は老いない。 理想を失うとき、初めて人は老いる。」

ということで、みなさんは、どんな理想をもっていますか?

みなさんの理想をぜひ聞きたいです。

今度聞かせてください!

そしてまだまだ終わらない青春時代を謳歌しましょう。

次回もどんな伊那谷の表情をとらえることになるでしょうか、お楽しみに〜

ーSEASONAL GIFT 2025年11月ー 撮影場所:中川村 渡場のイチョウ並木

 

シーズナルギフト撮影地