シーズナルギフト
SEASONAL GIFT-Vol.33-2024年3月

ブランドコンセプトである
ー 伊那谷を贈る ー
それを体現するべく、伊那谷の四季折々の豊かな表情を皆さまへお届けするプロジェクト「シーズナルギフト- SEASONAL GIFT-」の第33弾。
今回は、辰野ほたる童謡公園にて撮影を行いました。
「美しい花を咲かすために、今は幹を太くし、強い根を生やす時」
とある中学のバスケ顧問の先生が、昨年シーズンが終わり冬に入った時に選手たちに伝えた言葉です。
冬の厳しい練習に耐え抜き、春を迎えこれからが本番と勇んでいた時にその先生は異動が決まってしまいました。
その先生での最後の練習試合では、全勝することを目標にして挑み、結果はなんと全勝。最終試合の途中から先生は涙を流していました。試合終了後もしばらく両手で顔を覆い涙を流す姿がありました。
勝ったことももちろんですが、先生が教えてくれたバスケットの実現、それ以上の自分たちのバスケを求める姿、冬の厳しい練習に耐え抜き「精一杯の花を咲かせることができた選手たち」の姿に先生は感無量になったはずです。
「思い出」「回想」の花言葉を持つ春を告げる福寿草。辰野町の町花でもあります。
伊那谷でも出会いと別れの時期を迎え、福寿草はじめ、様々な草花が咲いていくと思います。
かけがえのない思い出を胸に、新年度を迎えようとしている伊那谷です。
次回もお楽しみに。
ーSEASONAL GIFT 2024年03月ー 撮影場所:辰野ほたる童謡公園